はじめに、この【心の五本の矢】に行きついたお話をしたいと思います。
私はまず、自分自身が『自分らしく生きる』ことをブロックしていたり、滞らせて心のブレーキをかけている強いネガティブな「観念」はなにかと思い、感情と向き合い感じるままに書き出して見ることにしました。
ほんとうに感情からたくさんのネガティブな「観念」が出てきたのですが、それを絞り込んで10の「観念」にまでしました。
それからさらに絞り込みをするために、自分が強く感じているネガティブな「観念」と、多くの人が感じているネガティブな「観念」に整合性はあるのかと、また、多くの人はなにに強くネガティブな「観念」を持っているのかをリサーチしました。
その結果、最終的に5つまでネガティブな「観念」を絞り込みました。
そして、そのネガティブな「観念」を最強のポジティブな「観念」に変えるために、戦国武将の毛利元就の三本の矢になぞらえて、【心の五本の矢】と名付けたのです。
【心の五本の矢】について理解するために、すでにお気づきの方もいらっしゃると思いますが、このポジティブな「観念」に書き換えることは、プロセスとして必ず必要となってきますので、整理する意味でも説明しておきます。
例えば、
私は理想のパートナーを見つけて幸せな結婚をし、「私は幸せになる」と決めました。
そして、この「幸せになる」ことを邪魔している強いネガティブな観念を見ていきました。自分の中で、出てきたと思った「観念」が、
「私は、幸せになることを疑っている」・・・なぜ?
↓ ↓
「私は、どこかで自分を信じ切れていない自分がいるから」・・・なぜ?
↓ ↓
「私は、どこかで至らない人間だと思っているから」・・・なぜ?
↓ ↓
「私は、ときどき自分が無価値だと思うし、こんな私はやっぱり…」・・・なぜ、なぜ?
そして行き着いたネガティブな「観念」として、
「私は、幸せになる価値がない」という胃が縮こまるような嫌な感情になりました。
その感情に嵌らないために、そのネガティブな感情を変容し手放していきました。
「私は、幸せになる価値がない」と言って、その後に、
「私は、幸せになる価値がある」とポジティブな「観念」に置き換えました。
それでもネガティブな感情が解放できない場合は、
その怖れの感情を直視し、その感情を感じ切ると、心が軽くなります。
そうして、
「私は、幸せになる価値がある」とポジティブに言葉を置き換えます。
(これは慣れていないと、とても勇気がいりますが)
これでネガティブな「観念」は、ポジティブな「観念」として書き換えられました。
「やった~!!私は、幸せになる価値があるから幸せになれる!!パートナーとも出会えて結婚もできる!!」と思うわけです。
これで本当に幸せを掴む人もたくさんいます。それは「観念」のトリックに騙されなかった人です。
しかし、しかしなのです。理想のパートナーに出会わなかったりして「幸せになっていない」人も多くいるのです。
なぜ、なぜなんでしょうか。
それはなぜかと言いますと、
「私は、幸せになる価値がある」と心から思えていますが、
「私は、幸せになる」ということにはなっていないからです。
これが先ほどから言ってきた「観念」という言葉のトリック(罠)です。
つまり、「私は、幸せになる価値がある」という「観念」が創り出す現実は、「私は、幸せになる」という現実ではなく、「私は幸せになる価値がある」状態という現実を創り出すことになってしまうということです。
もっと、わかりやすい例えをいいますと、
「私は、幸せになりたい」と思っていると、「なりたい」状態という現実を創り出すということです。
だからよく、「幸せになる」と言わないと、現実にはならないと言われるゆえんであり、
「私は、幸せになる価値がある」「私は、幸せになる」と最後この創り出したい「観念」に書き換えることが大切になってきます。
まず、この【心の五本の矢】というのは、私たちが人生の目的である本来の自分とつながって「自分らしく生きる(=自分自身を生きる)」ことをより早く加速させるものです。
私は、「自分らしく生きる(=自分自身を生きる)」ことを生きにくくさせている要因が、観念であるということを再度認識しました。先ほどの「観念」のところで例にあげたようにネガティブな観念も見ていきましたが、果てしなく出てきて、ネガティブな感情に疲れてしまうお話をしました。
そして、一つの「観念」だけだと思っていたら、たくさんのネガティブな「観念」が張り付いているというお話もしました。
さらに、現実には出てこない(顕在意識に表面化されない)隠れて(潜在意識の中に)強く張り付いているものもあります。
私は、なぜ、なぜとネガティブな「観念」を掘り下げて胃が縮こまるような嫌な感情を毎回毎回感じなくても、もっと簡単にでき、本来の自分とつながれる方法がないのかと考えました。
私はあるとき、ネガティブな「観念」を掘り下げて行くことを逆説的に考えました。
そうして、ようやく辿り着いたのです!!
それが、【心の五本の矢】という、私たちが人生の目的である本来の自分とつながって「自分らしく生きる(=自分自身を生きる)」ために、本質的な【五つの言葉(心の五本の矢)】を使って、邪魔をしている観念を意識に表面化させて、思いを現実にするためにより早く統合し、変容(癒す)させて加速させていく方法なのです。
では、簡単にどのようにしていくかご説明していきます。
まず、大切なことは、自分自身とつながることです。それは、センターとも呼ばれる「自分らしい状態」のことです。
なぜなら、私たちは、この「自分らしい状態」にあるときにこそ、思いを現実にしていけるからです。
「自分らしい状態」とは、どんなときだったでしょうか。それは、わくわくする時と同じであると、「使命」のところで述べました。
つまり、【心の五本の矢】とは、自分らしい本質的なものを表わす言葉なのです。
ここで大切なのは、ただ、ネガティブな言葉からネガティブな「観念」を探していくというのではなく、つねに、ポジティブな自分らしい状態につながって、ネガティブな「観念」を見ていくということです。
そうしないと、果てしなくネガティブな「観念」を見ていくことになり、たくさんの怖れの感情が出て来て、疲れてしまうのです。
この五つの言葉の一番目の言葉を使って、自分自身とつながった状態がどんな状態であるか、自分の体験を通して創り出していきます。
その大きな効果の一つとして、自分自身でワクワクする状態、自分らしい状態がこういうものであり、自分で創り出すことができるという「自信」などのポジティブな「観念」も一緒に創ることになるからです。
また、もう一つの大きな効果として、自分らしい本質的なものを表わす「観念」にもなりますので、これを自分の中で統合できることは、とても強いポジティブな「観念」になるからです。
これは、今後の、これからの日常生活を生きるときに、自分のポジティブな心のシンボルになり、ネガティブな感情になったときにでも、自分自身のセンターに立ち返って自分らしい状態に戻れる心の目印になるからです。
また、このとても強いポジティブな「観念」を自分の中で統合しつながった状態でいると、日々の中でネガティブな「観念」が出てきても、あまりネガティブな感情に影響を受けなくて済むようになるからです。
つまり、最終的に統合できると、自分が生きてきたなかでたくさんの「観念」の中に、意図的に中核となるとても強いポジティブな「観念」という大黒柱を立てるようなイメージになり、とても強力なものになります。
そして、シンクロニシティが起こって、不思議なことに、必要な環境、状況に導かれて行き始めるのです。
これを身に付けることができれば、あとは応用していくことになります。
そして、今自分が一番気にかかっていることにフォーカス(焦点をあてる)、例えば「理想のパートナー」のことや「自分が実現したい」こと、「自分らしく生きる」こと、「自分の中で滞っている」こと、「自分を変えて生き生きと生きる」ことなどを見ていきます。
これが、この【心の五本の矢】の言葉という「観念」を使って、邪魔をしている「観念」を様々なテクニックを使って、思いを現実にするためのポジティブな「観念」に変えていくという方法です。
参考までに、すべてをお見せできないですが、一部分を抜粋します。
第一の言葉:「******」
※自分を肯定させて自分と統合して、本来の自分とつながった状態、わくわくした状態を体験してもらう。
※「******」の言葉につながりながら、徹底的にネガティブな「観念」を見ていき「******」というポジティブな「観念」に書き換え落とし込む。
※そして、核となるとても強いポジティブな「観念」を創り出す!!
※なぜなら、本当にそう思える状態こそが、「わくわく生きている自分らしいエネルギーの状態」だから。
0.状況をみながら、自分の問題にフォーカスする。「私は幸せな結婚をする」「私は成功する」など。
第三の言葉:「******」
※この言葉こそが、本丸!!
※この抽象的な言葉という「観念」を統合することは、上の1.2.とあわせて非常に強いポジティブな「観念」となる!!
しかし、正直言いますと、これだけだと私の経験上、セミナーやワークショップに参加したときと同じように、その場で強いポジティブな「観念」に書き換え落とし込んでも、しばらくすると現実の中で嫌な環境(職場)や嫌な出来事に影響されると、元に戻ってしまいます。
せっかく学んで修得したことが水の泡になってしまいます!!
私は、このことが、なぜ起こるのかがわかったのです!!私は約11年間このことをずっとずっと探し求めて、一番知りたかったことなのです!!
(1)なぜ元に戻るのかその理由を、実践を交えてお教えします。
(2)理由を理解した上で、元に戻らない方法、元に戻ったときの方法など、日々の中で使っていける対処法といったテクニックもお教えします。
(3)私が学んできたあらゆるテクニックを惜しみなく使って、最終的にはネガティブな影響を受けても、より早く観念を変え、より簡単に処理するテクニックもお教えします。
その他にもグループ実習として、
(1)「自分らしく生きる」ことでよく出てくるキーワード的な言葉の抽出。
・様々な角度からその言葉の概念を広げていくことによって、例えば、「そんな考え方もできるのか。
そんなふうに簡単でいいんだ」などと、グループで共有していくことで、「自分らしく生きる」ことをより深く理解し役立てていくことができます。
・例えば「あるがまま」「自分らしく」「わくわく」「つながり」「絆」など。
(2)日常の中でひっかかる言葉や影響をうけやすいネガティブな言葉の抽出。
・ネガティブな言葉をグループで共有して見ることによって、その言葉から創り出されている「観念」の罠が浮き彫りになってきて、罠にだまされにくくなります。
・例えば「怖れ」「執着」「ネガティブ」「不安」「心配」「怒る」
・状況によっては、(2)で出てきた強固なネガティブな「観念」そのものを、【心の五本の矢】のやり方で変容していくこともします。
(3)「観念の構造図」を作っていく。
・(2)をネガティブな「観念」の構造を図で表し目で見ることによって、どのようにしてだまされているかを客観的に容易に理解することができ、罠にだまされにくくさせたり、その観念をどうやれば変えられるかを客観的に理解する助けになります。
また、理解することによってより早くポジティブな「観念」に変える手助けになります。
あとは、状況を見ながら、私が学んできたあらゆる手法を使っていきます。
最後に、これらの効果的な点は、
(1)無意識にやっていたことを理論立てて、体系的に学んで理解することができるので、「観念」が創る出す罠に気づくことができます。
(2)しかも、実習を通して体験して身に付けていくができますので、「観念」の罠にだまされないような方法を身に付けることができます。
(3)そして、身に付けば、いつでも使うことができるようになるのです。
(4)また、最終的にマスターすれば人に教えることもできるようになるのです。
そしてみなさんへの提案です。
もう一度、いつか体験したあの情熱的で、創造的で、わくわくした楽しい人生を一緒に取り戻しませんか。
私の願いは、多くの人に、あなたが関わる人たちへ「情熱的で創造的でわくわくした楽しい人生のメッセンジャー」となって頂きたいのです。
そして、世の中をもっともっとポジティブなエネルギーで溢れたものに、あなたができる場所で、あなたができることで、同じ志を持った仲間がつながりを持った状態で一緒にしていきたいのです。
基本的には、なにもすることはありません。ただ、あなたがポジティブなエネルギーで生きていれば、何もしなくても周りが変わりはじめます。ポジティブな人が寄ってきます。
相手を変えることはできません。知らないうちにあなたと関わっているうちに、本人が変わろうとして、結果的に変わっただけなのですから。
私には、こんな情景が見えます。より多くの人が、あなたに感謝を述べています。
でも、あなたは言うのです。「私は、ほんとうになんにもしていませんから。でも、そう思ってもらえるだけで光栄です。ほんとうに嬉しいです。ありがとうございます。」と!!
では、実際にどのようにすれば、これらのことが学べるのかを次にお知らせします。